本日、仲間が自転車と車の事故に居合わせたらしく、
手分けをして人の救助と逃げた車を取り押さえたと聞きました。
迅速な対応に、仲間ながら感心しました。
普通に走っていた自転車にぶつかるなんて、
車を運転していた人は余所見でもしていたのでしょうか?
しかも、当てておいて逃げるとはどうかしています。
私が車に当てられた時は運転手が逃げずいてくれましたので、
私が入っている保険は使わず、
救急車で運ばれてからの費用は全て相手側の保険で対応して頂きました。
自転車事故と言えば、
2013年に神戸市で男子小学生が60代女性に衝突し重傷を負わせた事故で、
神戸地裁が男子の保護者に約9500万円の支払いを命じた事は記憶に新しいのではないかと思います。
その後も、同様の事故が多発しており、
2015年、兵庫県では全国で初めて、自転車保険への加入義務付ける条例を可決しています。
その自転車保険ですが、あなたは何の為に入っていますか?
「賠償」ですか?それとも「保障」ですか?
まず、「賠償」が目的で入っている自転車保険の賠償額は万が一に安心できる額ですか?
賠償とは、自ら乗った自転車で人をケガさせた時に相手の損害に相当した金額支払うことです。
自転車保険が月400円本人タイプの場合、賠償額は5000万程度です。
もし、相手が意識不明の重体などとなれば、神戸で起きた事故程度の支払いが科せられるかもしれません。それを考えると月400円タイプでは心配になります。
一方、「保障」が目的で入っている自転車保険の保障額はいざという時に役立つ額ですか?
保障とは、自転車に乗っているご自身がケガをしてしまった時、利用した医療に応じて補助してくれるお金です。
自転車保険が月400円本人タイプの場合、保障額は入院および手術一時金2万円、入院費日額5000円(3日以上から)程度です。
もし、自分が事故に遭い意識不明となれば、全然足りません。
また、大したケガもなく即日で病院から帰らされた場合、一銭も支払われません。←私がこのパターン
さて、どうでしょうか?
自転車保険で自分がいざ事故に遭った時はどうであれ、相手にケガをさした場合には、
それ相当の賠償ができる保険に加入していた方がよさそうに思われます。
また、ご自身だけでなく、お子様がいらっしゃる方はご家族が加害者になる可能性も考え、
自転車保険の加入は必要となってきますね。
ただ、賠償額の高い自転車保険を家族で加入するとなると、かなり高額になってきます。
お車をお持ちの方は、自動車保険で賠償特約(オプション)があればそちらを利用した方が、
ご家族も対象になるものが大半ですので検討してみてはいかがでしょう。
保険は「負の宝くじ」とよく言われます。
いざという時の備えも大事ですが、事故は起こさない、事故に遭わないのが一番ですね。
それでは。
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