概要

2012年5月1日火曜日

ホイールを替えてみたら? その1

こんにちは、クロスMです。

今回は、ホイール交換についてお届けします。

いきなり、後輪のスプロケの取り外しから(笑)

用意する工具は2つ。
スプロケット廻しとロックリング廻し。

オススメ工具
スプロケット廻し ACOR ATL-2610 \1,365(Amazon)
ロックリング廻し ACOR ATL-2614 \1,407(Amazon)

左:スプロケット廻し 右:ロックリング廻し
車体から外した後輪からクイックリリースを外し、
スプロケットに「スプロケット廻し」を巻き付けます。
巻き付けやすいところに、ペロッと乗せるだけ。

続いて、クイックリリースが刺さっていたハブ軸の穴に
ロックリング廻し」を差し込みます。

ロックリングの形に合うように溝があります。

両工具を取り付けた感じがこちら。
「ハ」の字に付けます。

スプロケット廻しロックリング廻しのそれぞれを下の方向に押し付けるように
上から力を加えます。

スプロケット廻しは同じ位置で、ロックリング廻しが下方向に回ってますね。
「グリッ!」という感触があれば、
後はくるくるとロックリング廻しを反時計周りに廻します。

反時計回り
すると、ロックリングが外れます。

これが「ロックリング」
 後は、スプロケットを外すだけです。

簡単に外れます。
スプロケットが 嵌まっていた部分(フリーホイール)には溝が掘ってあり、
その溝に合わせてスプロケットを嵌めます。
一か所だけ溝の幅が細い部分がありますので、それを目印に向きを合わせます。

今回は交換したホイールは、MAVICのAKSIUMを使用してます。

MAVICのホイールを購入する際、
SHIMANO、SRAM用またはCAMPAGNOLO用のフリーホイールを選びます。
間違うとスプロケットが嵌りませんので注意が必要です。

MAVICのホイールにSHIMANOのスプロケットを装着する際、
M10スペーサーというものをスプロケットを嵌める前に入れ込む必要があります。
※M10スペーサーはホイールに付属しています。
M10スペーサー
また、5700系などの10速スプロケットを装着するには、
さらに1mmのスペーサーが必要ですが、
なぜか、新Tiagra(4600系)は10速なのに1mmスペーサーはいりません。
※1mmスペーサーは単品のスプロケットには付属しています。

1mmスペーサー(今回は使いません。)
 では、先ほど取り外したスプロケットをMAVICのホイールに取り付けてみます。
まず、M10スペーサーを取り付けます。

3か所の凹みが手前に来るように差し込みます。

溝の位置はこんな感じに合わせます。

 続いて、スプロケットを溝に合わせて差し込んでいきます。

一か所だけ溝が細いのわかりますか?

新Tiagra(4600系)のスプロケットは、ローから7歯がバラバラにならないように
3か所の芯で結合されています。
ちょうどM10スペーサーの凹みの部分に、
スプロケットの裏側の芯のでっぱりが合わせっているのがわかりますか?



 全部の歯を差し込んでからロックリングを取り付けて、
ロックリング廻しで締めこんで行きます。

外す時と同じくハブ軸の穴に入れます。

 キチンと最後まで差し込みます。

奥まで入れた図
差し込んだら、そのまま時計回りに締めこんで行きます。
この時、フリーホイールは固定された状態となるため、スプロケット廻しはいりません。
締め込み具合ですが、これ以上回らないってところまで締めこめばOK!
大よその目安は1周弱も締めこめばいいと思います。
神経質な人は、トルクレンチを使って40n/mで締め混んでください。

時計回り

これを、車体に取り付けるとこんな感じ。
取り付け後
タイヤ交換をしなければ、ものの5分で出来ちゃいます。

そのうち、
「エントリーモデルのホイールに交換して、乗り心地は変わるのか?」
をお届けするかも。

ではまた~!



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