概要

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2013年9月4日水曜日

BB30からHOLLOWTECHⅡへ交換

毎度、クロスMです!

今回は、BB(ボトムブラケット)を
BB30からHOLLOWTECHⅡに交換して見ました。

今回選択した変換アダプターは?

TOKEN BB30ARです。
TOKEN BB30Rの後継部品?

”BB30 変換アダプター”で検索すると、KCNCを使っている人を多く見かけます。

KCNC  BB SET KCNC K-TYPE ROAD 68MM のいい点は、
HOLOWTECHⅡと構造が似ている点にあります。
  • ベアリングがBBシェルの外側に配置
  • アダプター間を接合するパイプがクランク軸を覆い囲む
※この2点のいい点は、別の機会に語ってみたいと思いますので、今回は割愛します。

私も悩みました。

KCNCは圧入した後、左右のアダプターをネジりをパイプを接合します。
しかし、取り外す時は?と思いました。

交換している人であれば分かると思いますが、
BB30は、取り付ける時は圧入し取り外す時は内側から叩出す必要があります。

そこで、私は交換しやすいパイプレスのTOKEN BB30ARを選択しました。

TOKEN BB30ARのいい点は、
  • ベアリングがBBシェルの外側に配置
  • 既にカラーが装着されていて103.5gと軽量
KCNCは、クランクを差し込む前にベアリングにカラーを装着する必要があります。
このカラーがプラスチック製で割られる方が多いとか・・・

対して、BB30ARは shimanoのBBと似たような材質のカラーというかカバーでベアリングが覆われているので、そのままクランクを装着できます。

取り付け方

BB30を交換した事のある方ならめちゃめちゃ簡単です。
BB30ARを圧入するだけ!オシマイ・・・

BBシェル内を清掃し、軽めにグリスを塗ります

ストッパリングは不要です

両側に差し込みます。

圧入器具はshimano TL-BB12を使用

圧入器具で両側から押し込みます。



今回は、ここまで!
ではまた~

2013年8月25日日曜日

ロードバイクメンテナンス ヘッドパーツ交換

毎度、クロスMです。

今回は、ヘッドパーツ交換について書きます。
※赤文字箇所を更新しました。

ヘッドパーツとは

ヘッドパーツ(もしくはヘッドセット)とは、フレームとフロントフォークの接合する部部に取り付ける部品です。この部品は、トップチューブ内の上下に取り付ける「ベアリング」、ベアリング上部に被せる「コンプレッションリング」、「ワッシャー」、「ヘッドカバー」で構成されています。

インテグラルヘッド(上下異径タイプ)

ヘッドパーツには今回紹介する「インテグラルヘッド」の他に、「スレッド」、「アヘッド」などの種類があり、コラム径に合わせてサイズが異なります。
ヘッドパーツを交換する場合、ご使用のロードバイクに合ったヘッドパーツを選ぶ必要があり、専用工具が必要な場合もあります。

ヘッドパーツの交換について

今回、交換対象バイク(FELT F75)のヘッドパーツは、上下異径のインテグラルヘッドです。
FELT F75のフロントフォークのコラム径は、上部1-1.8(OS)、下部1.5なので、装着するインテグラルヘッドも上部のベアリングに比べて下部のベアリング径が大きいのが特徴です。

ステムの交換をした方であれば、交換作業は10分くらいで出来ます。
必要な工具は六角レンチ、グリスです。

ヘッドパーツの取り外し

  1. トップキャップ(ステムの上の蓋)を取り外します。
  2. ステムを取り外します。
  3. カバーキャップを取り外します。
  4. フロントフォークを下から引き抜きます。
  5. トップチューブ内に残ったベアリングを取り外します。(手で外れます。)

※通常は、ステムを取り外すだけでOKですが、今回はオーバーホールを兼ねて交換した為、写真は全パーツを外した状態となっています。

全パーツを外した状態

ヘッドパーツの取り付け

  1. トップチューブ内を清掃し、上下に適量のグリスを塗ります。(私は薄めに塗ります)
  2. フロントフォークに1.5径の下部ベアリングを取り付けます。
  3. フロントフォークをトップチューブに下から差し込みます。
  4. 1-1.8径の上部ベアリングをトップチューブの形状に合わせ、円径が小さい方を下向きに嵌め込みます。
  5. 切れ込みが入ったコンプレッションリングを円筒部分を下向き嵌め込みます。
  6. ワッシャーを嵌め込みます。
  7. ヘッドカバーを嵌め込みます。
  8. ステムを嵌め込みます。
  9. トップキャップを取り付け、フォークがぐらつかない程度に締めこみます。
  10. ハンドルをタイヤと取り付け、位置が決まったらステムのボルトで固定します。

2.下径ベアリング装着
3.フロントフォークを下から差し込む
4~6.ベアリング、コンプレッションリング、ワッシャー装着
7.ヘッドカバー装着


今回使用したヘッドパーツ:TOKEN TK070 Taper hEGGset Blue


以上、ヘッドパーツ交換でした。






2013年5月18日土曜日

ディレーラーハンガー交換

毎度、クロスMです。

今回は、ディレーラーハンガーを交換してみたので、
忘備録として載せておきます。


私の愛車の変速がおかしいのでキャップに見てもらったところ、
ディレイラーハンガーが曲がっていた事が発覚。
ディレーラーを力技で戻し、調整をしてもらいました。

調整後は結構よかったのですが、
乗っているとなんかしっくり来ないので、
キャップに再度相談して
ディレイラーハンガーを交換することにしました。

FELTのロード用ディレーラーハンガーは1種類に統一されているので、
迷わずにネットで購入できます。

バイクに合わせてブルーをチョイス

交換前にチェーンとホイールを外し、
作業しやすい様バイクを逆さまにします。

まず、リアディレーラーを六角レンチを使ってハンガーから外します。

5mmの六角レンチ

次に、ディレーラーハンガーをフレームから外します。

ディレーラーハンガーとフレームとを接合するナットは両側から挟むタイプの為、
外す場合に、チェーンリングナットレンチが必要となります。

ナットにある切れ込みにナットレンチを当てます
チェーンリングナットレンチを当てた反対側から六角レンチを使い、
フレームからディレーラーハンガーを取り外します。

今度は、新しいディレイラーハンガーをフレームに取り付けていきます。

ナットのねじ山にグリスを塗ります

取り外した時の逆の手順で、
ディレイラーハンガーをフレームに付けます。


 それから、リアディレーラーをディレイラーハンガーに取り付けます。

よく見ると30T対応のSS

最後に、ホイールとチェーンをはめ直し、
リアディレーラーの調整を行います。

調整前

調整後
前のディレイラーハンガーの写真が↓こちら。
微妙に内側(左側)に寄っている

写真撮り直しをしながら作業していたので、所要時間は約1時間程。
ハンガー自体の脱着は、道具さえ有ればどなたでも簡単にできます。

やはり、一番難しいのは、ディレーラー調整・・・

明日、キャップに最終調整してもらおうっと。(笑)

今回は、この辺で。